カッキー

見えない目撃者のカッキーのレビュー・感想・評価

見えない目撃者(2019年製作の映画)
3.9
吉岡里帆演じたなつめは、警察官になりたてで事故を起こし、自身は失明し、弟を亡くし、打ちひしがられたまま時が過ぎていた。
ある時、車の中から閉じ込められた女性の声を聞き、事件の目撃者(実際に目では見えてないが)になったことで事件に関わり、自分を取り戻して行く。

なつめは、特殊な感覚で、音や匂いで周りの対象物の状態を察知することが出来るのだが、吉岡里帆は視覚障害者を見事に演じ、勇敢にも犯人と戦う🤛

R15なので、猟奇的な犯人の犯行があからさまに描かれているが、大倉孝二が演じた刑事吉野が、出刃包丁のようなもので頭を割られたシーンが見ていて辛かった💦

浅香航大演じた草壁は、歪んだ考えを持ったサイコなシリアルキラーで、虫唾が走りそうな気持ち悪さが出ており、ハマり役だった。

最後の方まで、まんまと犯人を特定することが出来なかったし、視覚障害者が犯人と戦うっていう設定もどうやって戦うのかと想像させられて面白かったし、結構ハラハラさせられた。
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