とか26

見えない目撃者のとか26のレビュー・感想・評価

見えない目撃者(2019年製作の映画)
4.0
この映画にとって必要な描写をちゃんと理解し、
R15のレーティングかけられてまで
誠実に作りあげたのがまず凄いです。この映画。

吉岡里帆さんのキャラクターが持つ
個性だけで面白さの5割。
「見えない」を緊張感として描いているのが
どこまで現実的なのかは分からないけど
映画としては上手かった。
スマホの使い方とかの小さな工夫が
あまり見かけない斬新なアイデアになってたり。

観たひとみんなが言われてる通り、
人の死に方、描写の遠慮なさは
まさに韓国映画のリメイクだなって感じでした💦
とにかく殺めることへの執着心が半端ないのが
韓国映画の印象で、
みんなに観てもらうために
とにかくレーティングを下げよう下げようとする
従来の邦画とは とにかく価値観が違う。
原作の韓国映画は観てないんですが
たぶん やべーでしょうよ、原作もね。。。笑

この容赦のなさが 面白さに直結してて
長い時間、その面白さが継続します。
テンポも良いし、
吉岡さんのキャラクターのギャップも良い。
そして、ハードな描写がたまに入ることで
常に緊張感が持続し続け、スピード感もある。
これは上手い…😂
…なんだけど
予告編でも売り文句にされてたラスト20分は
途中まで凄かったのに、
突然主人公たちが 誰が観ても恐ろしい行動を
し始めるので違和感がすごかった。。
みなさん、死んじゃいますって…。

突然リアリティがなくなるので残念でしたが
そこまでのハードな面白さは本物。
みんな1人で行動しがち とか、
ある理由で描かれた ほのぼのしたシーンが
展開的に違和感ありすぎて逆に目立ってる
とか、
突っ込みどころはそりゃありますが
面白かったです。

そろそろ邦画は
韓国映画の良いところを吸収していく時代に
なった方が良さそう。
でも、グロすぎるのは真似しなくていいです 笑
テンポや緊張感、容赦のなさはほんと凄い。

キャラクターとしての個性が まるでないのに
その立ち姿だけで
強烈な印象を残す犯人役を演じ切った
〇〇〇〇〇〇〇さんの演技力よ。。
怖すぎるで…。

ありがとうございました❗️
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