聴くだけで呪われてしまう怪談によって友人や家族を殺された者たちがその真相に迫る本作はシライサンの不気味なビジュアルには合格点をあげたいものの、脚本上のアラが気になる上、真相に近づいていそうでいて結局よくわからんまま終わる為「もっと知りたきゃ原作買えってか?」となってしまい物足りなさは拭えない一本に!!
なぜその怪談を聞いたら呪われるのか。
とある回避方法が提示されるが何故それをすると助かるのか。
そもそもシライサンとはなんなのか。
その辺は映画を見ただけではイマイチ釈然とせず消化不良。
ぶっちゃけシライサンのビジュアルはなかなかに不気味だが物語としての盛り上がりには欠け、主人公らの沸切らない関係にも興味は湧きませんでした。
首吊り自殺した人間をあんな緩い感じで入院させた挙句、明らかに精神状態がおかしいのに「もう消灯時間ですよ〜」とか呑気なことをぬかす看護師は戦犯すぎる…