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はちどりのspetsnazのレビュー・感想・評価

はちどり(2018年製作の映画)
3.9
TOHO日比谷にて、日中の空いてる時間帯に観た。
キム・ボラ監督これが長編映画一本目らしい。
脚本と演出素晴らしく、主題に対してまったく無駄のない映画だった。
90年代韓国の空気感を、舞台や撮影などさまざまな角度からつくり、それをキャラクターに纏わせていた。マンションとか1ヶ月かけて当時の生活感を再現したらしい。主題を踏まえた家族構成もすごく韓国っぽい。
登場人物こそ多いがキャラの掘り下げが甘くなることはなく、むしろ監督は繰り返し現れる人たちとの関係性を描くことで、ウニの心情変化を適切に捉えている。
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