hua

8番目の男のhuaのレビュー・感想・評価

8番目の男(2018年製作の映画)
3.8
2008年韓国で初めての国民参与裁判を舞台にした話。

頭数合わせで8人目の陪審員に選ばれた、優柔不断で何とも頼りない青年の『確信が持てなければ答えは出ない』という気持ちから、他の陪審員と判事まで動かしてしまう。

冤罪を有罪に、犯罪者を無罪にしてしまう裁判もきっとあるのだろうと思ったら、人の人生を決めてしまう重みを考えずにはいられなくなった。

それでも、実際の事例を元にしたストーリーではあるが、重くなりすぎずクスッとしたり、最後はじんわりと泣けたり、その塩梅がやはり韓国映画は上手いなと思った。
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