はぁ〜。
画も物語も絵画が動き出したかのような美しさだった。
とくにフランス貴族?の娘エロイーズ。
18世紀フランスからそのまま抜け出たような雰囲気を醸し出していた。
ミラノへ嫁ぐエロイーズの肖像画を描くために画家のマリアンヌはブルターニュの孤島に呼ばれるわけだけど、2人が画家とモデルの関係を通して信頼を築き、その後静かに惹かれあっていく様子が息を呑むほど美しかった。
視線の絡み合いと息遣いだけでお互いに心奪われているのがめちゃくちゃ伝わってくるし、品を保ちつつエロティックなのがあまりに良すぎてポーッとなった。
ラスト、思い出の曲とともにエロイーズにフォーカスした長回し。
絶妙な表情に釘付け。余韻が凄い。
あれは気づいてたのだろうか…?
今年最初の映画館での鑑賞作品、大満足でした。