このレビューはネタバレを含みます
テーマが明解なだけに、以前のテレンス マリック監督作品と比較すると、凡人な私でもわかりやすかった。
しかし、それ以上に重く重く心にのしかかってくる。
変わらない美しい自然と、キリスト教的価値観、そして人間の尊厳が折り重なって、非常に崇高な映画だと思います。
自分の信念に従うことの尊さ、いさぎよさ。刑死というあまりにも無惨な最後を見てしまうと、言葉が出てきません。
『不正はするより、される方が良い。』
というセリフが心に響きました。
戦争と暴力はぜったいにあってはならない。