実話だとは知らずに観てたんですが、大戦直後に捕虜だったドイツ人キーパーが、マンチェスター・シティのキーパーになり活躍するという、本当に奇跡的なストーリーで驚いた。
おそらく映画ということで、実際の衝突や反発などはライトめに描かれており、展開もドラマチックになっているのだとは想像するけれど、それを踏まえても、事実は小説よりも奇なりな運命を辿ったバートと妻のマーガレットの人生に拍手を贈りたい気持ちになった。
しかし、バートのプレーで結果を出した凄さはもちろんのこと、クラブのオーナーの目利きと捕虜収容所との交渉力、敵国出身でも優秀な選手を獲得しチームを育てていったマン・シティも、実際考えたら凄いことだし、過去の過ちを許し、その人自身と実力、結果を評価して、信じた人たちも素晴らしい
