このレビューはネタバレを含みます
個人的にはレ•ミゼラブルの名前に引っ張られ過ぎたかも
ジャンバルジャンは出てこないw
最後のメッセージ
「悪い草も悪い人間もいない、育てるものが悪いだけだ」
これが全てを物語っている
最初の20分と最後の20分で
こうもガラッと対象的になるのは見事
ドキュメンタリーなタッチではないが
とてもリアルで胸が締め付けられるところがある
最後の暴動前子供達が水鉄砲で遊びあってる笑顔と
騒ぎが起きてからのあの表情との対比が圧巻すぎ
最後の終わり方もアレが良かった
イッサは瓶を投げたのか
自分を打った人間と助けた人間どっちを取るか、助けられたことさえ忘れて火炎瓶を投げつけるのか
ドローンの少年は扉を開けたのか
仲間が打たれた事を隠蔽しようと自分を追いかけ、ドローンを壊された大人達を助けようとするのか
警察も市長もサーカス団の連中も
大人達は自分の利益しか考えず
悪い草が育っていても見て見ぬふり
これが一昔前じゃない、しかも先進国フランスで起きている事実と思うと色々考えさせられる