Nakanishi

家族を想うときのNakanishiのレビュー・感想・評価

家族を想うとき(2019年製作の映画)
3.8
お金があれば何でもできる=お金がないと何もできない。行き過ぎた資本主義が格差を生み、搾取する者とされるものの溝を深める。

相当悲惨なケースを描いているとはいえ、実際にどこかでこういうことが起きているのかもしれないと思わせるキツさがありました。

ダニエルブレイクでは得ることのできたカタルシスが一切なく、ひたすらに重い。映像も暗く、マットな質感。終わり方が意外で少しびっくりしましたが、心に残る映画でした。
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