このレビューはネタバレを含みます
他の映画見ようと思っていたけど予告見たらあまりにもウォン・カーウァイでは？！ってなったので観ました〜
ストーリーがもう一度多分観ないとしっかりと理解した気にならないのでそれは置いといて印象的なところを〜
めっちゃくちゃ音に気をつけている、というか配慮しているな〜とめちゃくちゃ感じました〜。一番印象に残っているのは、チャンと奥さんを合わせようとワンタンのお店で会わせようとしていたシーン。警察との銃撃戦が始まるギリギリの空気が張り詰め緊迫したところの周りの音楽やバイクの音。緊迫して少し焦っているとヤケに周りの音が大きく聞こえることって多分ある方はあると思うんですが、それがすごく忠実に再現されていたなと思います。ダンスのシーンも登場人物がミュージックに近づいくにつれて段々音量を増していて情景と会話のメリハリをつけているな〜と。
音に対する敏感さがすごく際立っていたな……。雨音の強さ、バイク音、水面を滑る音、船の軋み…音の強弱や音がどこでどのように聞こえるのか計算し尽くされた映画でした。
中国の街中の騒音とありのままの姿を映した映像がとても鮮烈でした。また見てちゃんとストーリー追いたいな〜。
チャンの奥さん、多分強い人なんでしょうけどあまりにも背負い込み過ぎてて見てて辛くなりました。今言えるのはこれだけ。
