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シチリアーノ 裏切りの美学のtheocatsのレビュー・感想・評価

2.7
法廷で仲間を告ったマフィア実力者の物語。

告った方も告られた方もクズの中のクズであることに変わりなく、特に告られた方は法廷でもあらんかぎりの下劣性を露わにする。
それは判決を下した司法側に対する報復という点においても。

ある程度の興味深さはあっても、例えばゴッドファーザーのようなドラマチックさがあるわけではなく、あくまで事実に即しているせいか一言で言えば「退屈」。
脳内の血流も停滞気味となり、150分の長丁場を集中し続けるのはかなりつらかった。
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