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ANNA/アナのKaZuiのレビュー・感想・評価

ANNA/アナ(2019年製作の映画)
3.9
💬リュック・ベッソン監督作品。KGBのアレクセイ・チェンコフ(演:ルーク・エヴァンス)に拾われ、スパイとして1年間の軍事訓練を詰んだアナ・ポリアトヴァ(演:サッシャ・ルス)。訓練を終え、スパイ活動をする毎日だったが、ある日、CIAのレナード・ミラー(演:キリアン・マーフィー)に捕まってしまい、死ぬか二重スパイになるかの選択を迫られ、CIAの二重スパイとしてKGBで活動することとなる。アナは、自由になるために、KGBやCIAが課す任務をこなしていく。良くも悪くも、リュック・ベッソン監督の「らしさ」が詰まった作品。2転3転どころか、5転6転とコロコロ変化していく展開と、大きな出来事を迎えたあと時系列を過去に戻し種明かしをする演出が良く、1秒たりとも飽きを感じない。軽快な音楽とともに任務をこなしていくアナの姿に気分は爽快になる。アナの異次元の強さも魅力であり、訓練は1年しか行っていないのにも関わらず『ジョン・ウィック(原題:John Wick)』シリーズのジョン・ウィック(演:キアヌ・リーブス)や、『キングスマン(原題:Kingsman)』シリーズのハリー・ハート(演:コリン・ファース)さながらのアクションをみせる。KGBの上官・オルガを演じるヘレン・ミレンの演技や存在感も素晴らしかった。

初鑑賞:2020年6月5日
鑑賞方法:映画館
(ユナイテッド・シネマ札幌)
2020年142本目。
6月5本目。

🗣好きが詰まっていました。『ANNA/アナ』のレビューみてると、「リュック・ベッソンらしい」という同じ理由で、評価が高い人と評価が低い人がいるのが面白いですね。
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