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善きサムからの贈り物のtotoruruのレビュー・感想・評価

善きサムからの贈り物(2019年製作の映画)
2.3
善意の波及


ニューヨークで玄関に10万ドルが入った袋が置かれる事件が立て続けに起こる。人々は贈り主を“善きサマリア人(善きサム)”と呼び、そのニュースで世間はもちきりになるが………………


ストーリーの系統としては“ほっこり系”だが、イマイチ盛り上がりに欠けたかな。

 
見返りのない善意が題材なのは素晴らしいが、もう少し善意が波及する様子を丁寧に描いて欲しかった。


ラストも変にラブ寄りに持って行ってしまったため、折角の題材がボヤケてしまった感は否めない。




作品の完成度としてはイマイチ感はありましたが、人を思いやる気持ちが薄れてきているようなご時世に、こういった作品は悪くないと思います。
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