もちお

エターナルズのもちおのネタバレレビュー・内容・結末

エターナルズ(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

 2回目の鑑賞です。
 初鑑賞は、映画館での字幕版でした。
 今回は吹替版です。

 キャラクターが好きです😊
 気になったところもありますが、全体的には楽しかったです。

①良かったところ
・さまざまなメンバー
 冒頭で長めの説明文が流れてきまして。
 初見時は「見慣れない単語が多いし、ついていけないかも……」と思いました。
 が、いざ始まると魅了されました。
 個性的なキャラクターが多かったからです。
 セナとギルガメッシュ、マッカリとドルイグというように、組み合わせが楽しめるのも良かったです。

・マッカリとドルイグ
 DCのフラッシュやX-MENのクイックシルバーといった高速移動するキャラクターが私は好きです。
 速い動きが観ていて楽しいからです。
 そのため、マッカリも好きです。
 正直なところ、設定について疑問はあります。
 設計者であるセレスティアルが凄い存在ならば、高速移動に耐えられる聴覚を搭載できるのではと思いました。
 ただ、表情が豊かで好きなキャラクターなので、あまり気になりませんでした。
 そして、ドルイグ。
 本作で一番好きなキャラクターです。
 斜に構えているように見えますが、心根は優しいのかなと。
 争いをなくしたいという気持ちには共感できました。
 マッカリもドルイグも好きなので、2人が仲良くしていると微笑ましかったです😊

・セルシとギルガメッシュ
 神秘的なセルシ。
 多彩な武器を使ったアクションがかっこ良かったです。
 そして、ギルガメッシュ。
 マ・ドンソクさんの活躍をもっと観たかったです。
 セルシを見守る姿も素敵でした。
 2人の関係が恋愛というより戦友にとどまっているように見えたのも良かったです。

・ファストス
 愛による再起が良かったです。
 人間を守ることに説得力がありました。

・セルシ
 神々しかったです。
 演じられたジェンマ・チャンさんが素敵でした。
 本当に不思議な力が使えそうでした。

・イカリス
 ウジウジしていて面倒なキャラクターと思いました。
 そこが好きです。
 セルシに黙って長年失踪するあたり、厄介に感じました。
 最後は太陽に突撃して終了。
 結局は他者に相談しないで行動するあたり、一貫性がありました。
 神話を意識した展開も興味深かったです。

・最終決戦に参加しないキンゴ
 地球を守りたいという気持ちも分かりますし、新たな命を重んじるのも分かります。
 初見時は「これ結論を出せるのかな……」と思ったので、キンゴの離脱に納得でした。

・テーマ曲
 壮大な感じがして好きです。
 わくわくします。

・終盤で風呂敷を広げまくる
 連れ去られるセルシたち。
 サノスの弟が登場。
 ブラックナイトとブレイド。
 私は基本的に区切りの良いところで終わる映画が好きです。
 が、ここまで様々な要素を披露されると、面白かったです。
 今後どこまで回収されるのかが分かりませんが、その点も含めて好きです。
 回収されなかったとしても、「こんな要素ありましたね」と懐かしんで楽しめそうです。

②気になったところ
・エターナルズが使命を負ったロボットなのであれば……
 なぜ意思や感情が搭載されているのかなと思いました。
 反抗を防止するために、どんな指示にも黙って従うようデザインすれば良かったのにと。
 それではお話になりませんが😅

・スプライト
 スプライトを子供の容姿でデザインしたのも謎でした。
 映画としてメンバーを多様にしたいのは分かりますが、セレスティアルの意図としてはよく分からなかったです。
 見た目が成長しないことに苦しんでいましたが、作られた悩みに見えました。

・あっさり敗北するエイジャック
 回復役であって、戦闘要員でないことは分かります。
 ただ、エターナルズのメンバーであることに変わりはないので、あっさりディヴィアンツに負けるシーンは物足りなかったです。
 しかも、銃に頼るのは普通の人間と変わらないように見えました。

・ディヴィアンツ
 言葉を使い、倒したエターナルズの能力を吸収していくところが面白かったです。
 ただ、最終決戦では浮いていると思いました。
 最後はエターナルズ間での対立がメインなので。
 セナがギルガメッシュの死を乗り越えるのはグッときますが、全体的にはモヤモヤしました。

③まとめ
 気になったところもありますが、好きなところが多めです。
 観て良かったです🙇‍♂️
もちお

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