このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
字幕版です。
好きなところもありますが、全体的には乗りきれなかったです。
①ウェス・アンダーソン監督の作品について
観たことがあるのは、『ファンタスティック Mr.Fox』、『グランド・ブダペスト・ホテル』、『犬ヶ島』です。
いずれも楽しみましたが、どっぷりハマったわけではないです。
そんな距離感です。
②気になったところ
核実験が何度か出てきました。
時代背景を示すためなのかと思いましたが、描き方が軽いように感じました。
音や台詞にとどまっていれば、飲み込めたかもしれません。
きのこ雲が出てくると、「どうなんだろう」と思いました。
③良かったところ
・カラー・パートの色味
温かみがありました。
ホッとする色味でした。
・宇宙人
デザインが好きです。
不気味でありつつ、かわいかったです。
・設定
本当は舞台で、その裏側も描かれるという構成。
ややこしくて混乱しましたが、そこが楽しくもありました。
・役者さんたち
いろいろな方が出演されているので、わくわくしました。
結果、どこに注目すれば良いのか分かりにくかったですが。
④まとめ
乗りきれなかったです。
喪失と向き合うといった、胸に迫りそうな要素はありました。
ただ、感情を揺さぶられるほどではなかったです。
設定の特殊さや登場人物の多さに混乱して、軸が掴めませんでした。
一方、その設定の特殊さや登場人物の多さが楽しいという矛盾した感想も抱きました。
不思議な気持ちになったという意味で、観て良かったです🙇♂️