エピローグとして新しい作品世界へ誘いながら、とんでもないスケールの展開と個人個人の小さな心の機敏を2時間半で描いているので詰め込み感が凄いけど、最初から最後まで楽しめた。
美しいロケーションに派手なバトルが違和感なく合わさったアクションシーンは、新鮮で素晴らしかった。特に自然光の表現が素晴らしくて、ありえない風景が幻想的な現実風景の様に見えた。
多様性・ジェンダーといった表現もサラッと「そんなの気にする事もなく当然でしょ」といった感じで盛り込まれていたのも良かったし、善や悪ではなく、愛や信念の裏表で戦うという内容はＭＣＵっぽくて、痛みを伴う最高のエンターテーメントだと思った。
