向日葵

アイ・アム・マザーの向日葵のネタバレレビュー・内容・結末

アイ・アム・マザー(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

監督
グラント・スピュートリ

出演者
ヒラリー・スワンク
ローズ・バーン
クララ・ルガアード

SF作品はあまり見ないがとても見やすい作品だった!長編にも関わらず常にドキドキしている自分がいた。誰が悪者なの?誰を信じればいいの?主人公になった気持ちで最後まで見ることが出来る。
ドロイドは、少女に対して確実に愛を与えたいた。裏切る行為も心が痛くなるほど...

ある女が現れた時、女のドロイドに対する敵意は今になったらわかる。失敗作(愛だけを持ち勉強も出来ず優秀でない)はいらないという考えのドロイドと失敗作でも生に意味があると考える人間。しかし人間がドロイドに抹消された今世はドロイドによって動かされている。


映画に登場するドロイドは全てマザーであり、今まで与えてきた愛や出来事も作り物で計算済みと最後にわかる。のちに考えるととても恐ろしく感じる。必死な人間も簡単に操られてしまうんだなと。
そして、終わりもこちらが推測する場面が多々ある。

女はなぜシェルターを訪れたのか
最後女はどうなってしまったのか
少女は最後母になる決意をしたのか。

最後のドロイドの推測通り母になる決意をする。この推測というか計算は、ドロイドがまず初めから優秀な人間を育て上げる1人目の女の子を成長させることを1番にしていたと言える。
今まで女の子は2人殺されていて、1人目は燃焼。もう1人は多分 シェルターに訪れた女。失敗作として1人外に利用するために残しておいたのだと思う。。。最後少女にマザーになる資格があるのか、シェルターを訪れるように利用されたのだろう。

少女は途中逃げ出すも女と生きるよりも弟のところに戻る(シェルター)決断をする。これは最後ドロイド(マザー)のテストだったよう。(全てはドロイドの想定道理)
そして、MOTHERとなり人間を育てる決意をする。。。。
人間や主人公は気付かないが、全てドロイドの想定どうり。。、愛だけでは地球は滅びてしまうのは確実でドロイドの知恵には勝てないなと降参した。
見ている私からもずっと頭はフル回転。。
ドキドキして主人公の気分になれる。
向日葵

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