べに

鉄道運転士の花束のべにのレビュー・感想・評価

鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)
3.9
電車を運転してて何人轢き殺すかみたいな題材に手放しで喜ぶのがありなのか無しなのかわかりにくいけれど、市井に生きる人々の人情的な作品でした。

歳を取って、今までの人生を振り返りながら終活に向かう人、
そして孤児だけど周りの人に応援されながらこれからの未来を生きていく人、
その交差が重苦しくもなく軽過ぎもせず、良い塩梅で描かれていた作品だと思いました。



決して裕福ではないけれど、車輌を改装したお家や、その車輌が入ってる車庫?が彼らのコミュニティでみんなでテーブルを囲んだ利してるのは何だか素敵な設定でした。
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