鉄道運転士の花束の作品情報・感想・評価・動画配信

「鉄道運転士の花束」に投稿された感想・評価

果歩

果歩の感想・評価

3.5
人を轢き殺したら一人前の鉄道運転手。そんなことより家?電車?庭?なにあれどうなっとんどこに住んどんかわいいお洒落すぎめっちゃええな気になる

このレビューはネタバレを含みます

ほっこり系と言い切れない系 半年以上も無事故で運転できちゃって、早く人を轢かなきゃって焦るバグ 曲がり角では必ず降りて確認するところ好き ていうか自殺はするもんじゃないよな〜〜経験してない事と感情が多すぎる
まほに

まほにの感想・評価

3.7
人を轢いてやっと一人前になれる世界
かなりブラックでシニカルなコメディ
不謹慎だけどどこかに優しさもあって絶妙な空気間が嫌いじゃなかった
すっきり面白かったとは言い辛いけど決して悪い気持ちにはならない不思議な作品だった

このレビューはネタバレを含みます

鉄道機関士サンたち皆人を轢きすぎ!
不謹慎ギャグっていうんでしょうか?苦笑
そんなイリヤじいちゃんに拾われた少年も鉄道機関士を目指しますがイリヤじいちゃんに許してもらえません。
心労を分かっていたら止めたくなるのが親心ですよね…。うん。
大人になった少年が純真そのものって感じの表情で、俳優さん上手だなって思いました。いつもシリアスな表情のイリヤじいちゃんとの対比が面白かった。最後はじいちゃんも前を向けて良かったんじゃないでしょうか?
人生は短いですから。
イリヤじいちゃんの彼女が色っぽくて謙虚で愛嬌があって、良い女だなって思って見習いたいです。
Tinscow

Tinscowの感想・評価

3.5
鉄道好きとして「海外の鉄道映画かぁ、面白そう」くらいの気軽な気持ちで鑑賞。

鉄道運転士たちが、事故で何人轢き殺したかを自慢気に話す冒頭、なかなかブラックユーモアな作品だなと思ったが、後半ブラックな会話ややりとりがマシマシ。

ほのぼのヒューマンドラマな雰囲気だから、余計にブラック。
まもなく定年退職を迎える鉄道運転士が散々反対していたのに同じ仕事に就いてしまった息子を一人前に育てる過程を、ブラックユーモアでまとめあげた話。

Filmarksのあらすじ書きすぎ…なのでネタバレを避けたい方は読まないことをおすすめします。

日本とセルビアの価値観の違いがはっきりとしていた作品だった。いや、日本人でも心の中で思っているかもしれないけど、ここまではっきり言うことはないのではないかな、と思いながら観ていた。

一歩引いて、時代も一昔前の設定なので技術的にどうにもならないことはあったと思うが、
鉄道運転士は人を轢き殺したら一人前の考え方には唖然とした。お墓に顔出した時の義務感はんぱなかった。
mam

mamの感想・評価

2.7
定年間際の鉄道運転士イリヤ。父も祖父も同職で運転士はみな何十人もの人を殺めてきてしまっている。花束とはそういう意味だったのね。
捨て子で施設から飛び出し自殺しようとしていたシーマ。間一髪でイリヤが救い彼の養子となる。車両を住宅にしている不思議な集落?でご近所さん達からも愛され育ったシーマは運転士になりたいと願うけれど、人を殺める苦しみを味あわせたくないイリヤは一度はダメというものの、運転士になることを認める。
しかしシーマは人を轢くことを恐れるあまり必要以上に神経質になり運転士としての殻を破れずにいた矢先...。

ギリギリのとこで停車し初めて"パパ!"って自然に出たのも、イリヤがハグをさせてくれたのも何とも言えず良かった!でもいくらシーマに酷いことをした同僚の運転士だからって"でかした"は酷いな~

昔の運転士はこんなにも沢山の人々の死に直面しなければならなかったのね。
ラストの花束を持った2人の後ろ姿がどう見ても親子でほっこりした。
nock

nockの感想・評価

4.0
運転席に愛犬を乗せているのが可笑しい。自家用車か。
運転士として一人前になる理由が、有り得ない理由。
養父イリヤの後半の行動は間違っている。息子シーマのトラウマになりたいのかい。
ベテランイリヤの走行音だけで車両を当てる知識は素晴らしい。
早く誰かを轢かなきゃ!
ブラックユーモアとでも言うのか。
この考え方は日本人には絶対にないなあ。
いくら運転士に責任がないと言ってもね…
juri

juriの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

結構ブラックユーモア強めなので好き嫌いは分かれそうですが、私はこの映画大好きですね。

人間に等しく運があるならば、私の幸運は学生の時いじめがない環境で過ごせたこと、強姦や痴漢に遭っていないことだなあと最近考えていた。
それから、人身事故にも出会したことがない。田舎で電車の本数が少ないからと思いきや、よく一緒に通学していた友人は1度近くで見てしまったらしい。

そう、私が経験していなくてもそれは無くなったわけではなくて、誰かに降りかかってしまっている。
誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてるよ みんなの願いは同時には叶わない
(誰かの願いが叶うころ/宇多田ヒカル)

地震が多い日本では珍しい陽がさんさんと降り注ぎそうな大きな窓、木の枠のベットフレーム。父親として相応しくなさそうな若い時の恋人を忘れられないパパ、お互いの傷を受け入れながら穏やかな時間を共に過ごす鉄道員仲間とその妻。そして、貴方が一瞬でもこちらを見てくれるなら死んであげるわと答える孤独な女。

これだけの美しい断片たちをよくもまあ85分にまとめたなあって唸ってしまうよ。
父と息子の物語が好きな方には特におすすめの一本でした。
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