ノラネコの呑んで観るシネマ

ウルフズ・コールのノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

ウルフズ・コール(2019年製作の映画)
3.8
現代を舞台にしたフランス製潜水艦映画。
主人公が潜水艦の“目”となると音響分析官なのは珍しい。
シリア沖に現れた正体不明の謎の潜水艦がヨーロッパに核戦争の危機を引き起こし、味方の核ミサイル発射を阻止するミッションはなかなかスリリングに展開する。
しかし、主人公の職業は興味深いが、キャラクターがここまでボンクラなのも珍しい。
優秀なのは確かなんだろうが、いい歳して任務中に泣き出して職場放棄って。
お前は「碇シンジ」かw
主人公逃げちゃったおかげで、他のキャラクターに活躍のチャンスが増えてるんだけど。
まあ主人公ボンクラでも、まずまず面白いのだから、改めて「潜水艦映画にハズレ無し」を証明してるとも言える。
ところで「ハンターキラー」ほどではないが、トンデモ描写があるのは映画だからともかく、用語の翻訳あちこち間違ってないか。
フランス語だから確信は持てないけど。