感覚を研ぎ澄ませ。お前なら聴こえる筈だ…
フランス産潜水艦ドラマ。
派手な海中戦は無し。核をめぐるダークなドラマの中に、内輪揉めや第3次大戦の危機など、現実的なストーリー。
主人公が頻繁に職務を投げ出す上にあんまりカッコよくないのが、まず残念。あとは、途中とても退屈でしたね。
潜水艦に乗り込んでからは、限られたスペースの中で緊張感のあるシーンが多かったのですが、それでもやはり迫力に欠けるため、これと言った見どころがない。
オマール・シーが良いとこ持っていった感があり、最後まで主人公が浮かばれない作品。
水圧で鼓膜破れる痛さは、想像しただけでも顔が歪む。
2020年劇場鑑賞67作目