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トムとジェリーのtottsunのレビュー・感想・評価

トムとジェリー(2021年製作の映画)
3.3
「トムとジェリー」🎬33
ある日、新人のケイラ(クロエ・グレース・モレッツ)が働くニューヨークの高級ホテルに、ネズミのジェリーが引っ越してくる。そのホテルでは世紀のウエディングパーティーが開催されるが、ジェリーとその天敵の猫・トムのせいでパーティーはぶち壊しになる。2匹は自分たちの汚名を返上するために仕方なく手を組み、最高のウエディングパーティーを開こうとする。
誰もが一度は見たことあるであろう「トムとジェリー」
1940年に誕生した作品だったなんて驚き!
今回は彼らが実写化の世界と融合する!
人間の主人公がクロエ・グレース・モレッツと知って鑑賞を決めました!
それにしても字幕版を上映してる劇場が少なすぎる!!
どうにか都合がついて3週目の正直でようやく鑑賞できました。
アニメと実写が融合したコメディっていうと「ロジャーラビット」みたいな感じかな。映像は現代らしいとっても綺麗な作品でした。
予告のイメージで結婚式が行われるところから描かれると思ってたので、まずそこに行くまでが長く感じられたかな。
もう少しコンパクトにできた気もする。
一応アニメなので子供向けだとは思うけれど、子供の頃に「トムとジェリー」に親しんだ大人向けなのか?とターゲットがちょっと不明瞭だったかな。そういう意味では「魔女がいっぱい」に近いのかも。ああいう不気味さがあるわけではないけど…ストーリーが単純すぎて面白みが欠けてしまったのが否めないかな。
トムとジェリーはアニメのイメージまんまで実写の世界を縦横無地に駆け回るけど…その塩梅は良かったのかなと。ドタバタが見れて嬉しい反面後半はお腹いっぱいだったかな。
2021年という、この時代らしい性別についてや差別だの寛容だのそういうテーマも少し入ってて思わず苦笑いだった。猫を雇わないと差別になるのねw
私的には☆☆☆.3かな。
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