おりん

カセットテープ・ダイアリーズのおりんのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

"ルートン 最低な町"

ブルーススプリングスティーンに出会って人生が豊かになるお話なので、彼が嫌いな人には合わないだろうね。基本的には合わない人居なさそうだけど、強いて言うならミュージカル苦手な人には難しいかも。

世間的な厳しい目を向けられるが彼の周りには対、人として扱う人が多くて良かったと思う。
恥ずかしながらパキ野郎と言われる程に差別があるとは知らなかった。
(Queenの映画にも合ったらしいが失念)
同じアジア人として考えてしまうね。

よくある家族大事民族。(言い方)
父は子供扱いするくせ子供が稼いだお金とは思わず金は金。って搾取するのが一番キツかった。最後認めてるけど謝ってないもんね…チケット…。
でもお母さん意外と正論ぶつけるし、妹は15ヶ月ひっそり楽しんでるし。

個人的に主人公よりも周りの認めてる人達が好きで、マットもクレイ先生も彼女のイライザちゃんも近所のおじいちゃんも人が良くて最高。
特にマットは近所だし、根っからの英国人だけど、周りの目は小さい頃から関係なく、喧嘩も仲直りも付き合いも人種というくくりではなく"友達のジャベド"で付き合ってくれるのいいよね。
最初に日記くれなかったらそれこそ書く楽しさをジャベドは気付けなかったわけで。
(エンドロールで写真なかったの気になるんですけど)


ブルーススプリングスティーンは知ってるけど、別に特別好きな曲があるわけでもない自分でも凄く楽しめた。
特に嵐の中はじめて聴いた彼の歌詞が出てくるところ!好きだ!
わたしは30代だけど親世代の方が更に刺さりそうだな〜と思った。
翻訳歌詞追いながら字幕追いながら映像追いながらするから「英語力ほし〜」ってなった。(笑)


「金を稼ぎ 女の子とキスし 腐った町を出る」

最後は"ただの"ルートンから出れて良かったね!
※ちなみに序盤に実話に基く〜ってあるのに途中忘れて最後の写真で「あ!これ実話!?」ってなる。(笑)
おりん

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