油性

ディエゴ・マラドーナ 二つの顔の油性のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ワクワクする始まり方。サッカーにはてんで詳しくない自分だけど、冒頭の数分でマラドーナがどれだけすごい選手なのかがはっきりわかった。サッカーのゴール決まる瞬間ってきもちいー!!あと映画観てるうちにディエゴ・マラドーナに魅せられている自分がいた。結構憂いに満ちた表情してるし元々垂れ目だから86年あたり特に色気がすごかった(人間って女性のつり目、男性の垂れ目に惹かれやすいらしいよ)なのに身長は高くなくて筋肉ごっつくてサッカー大好きではしゃいじゃうところ、そのギャップもよきです。この映画でしっかりファンになった。笑

彼はすごく責任感があって優しいけど、誰かを頼ることができないところに弱さがあったと言ったらいいのかな。15歳で大黒柱になって、でもバルセロナでは思うようにいかなくて。次なる苦難はナポリでの神格化と日々の多すぎるマスコミ。加えて自分の子に対する責任感、とほんと多くを抱えこんでたのね、、と。でもほんとに多くの人に愛された人だとも強く思う。

というか今時あんな大勢に熱狂されるものも人もいないので、ここでいう毎週日曜のサッカーつまりインターネットが発達する前の大衆娯楽というのかそういうのが羨ましく感じる。まあその熱狂の分マラドーナの重圧はマシマシだしイタリアにおいてのナポリのあり方は難しいところがあったけどね、、なんか国民意識的な点で考えさせられるな〜

あとは映画のロゴでディエゴは白、マラドーナの方はナポリのチームカラーでその間に区切りが入ってるロゴだったのがおしゃれだった。パンフのロゴもそれがよかったような()
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