事件当時は小学生だったので、映画を観て初めて概要を知った。約2時間に事件の流れ、当時の日本社会、腐った警察組織の実情が綺麗にまとめられていて、骨太だけど非常に分かりやすく、程よくエンタメで面白かった。何より、金子勇がいかに純真無垢な人間だったかが良く分かった。金子氏の映像を見て、東出昌大まんまじゃん！すげえ！！と感心した。三浦貴大も貫禄凄いし、吹越満がめっちゃくちゃ格好良い。。。弁護団のわちゃわちゃ感が微笑ましくて、金子と壇が良いバディになっていく過程の描き方も丁寧で良かった。ただ、弁護団の若い女性スタッフ？の描き方は嫌だった。時代感を表すために、わざと灰皿持って来させたり、無知な質問をさせたりしてるんだろうけど、凄く嫌悪感。あんなに露骨にする必要ないと思う。
愛媛県警の話は、本筋とどこで繋がってくるんだろう？とわくわくしながら観た。終わって仙波さんのwikiを見たら、これだけで映画になるくらい波乱な人生を送られていて驚いた。このサイドストーリーによって、物語により厚みが出て良かったと思う。
著名人コメントがIT関連の人ばかりで攻めてるなと思ったし、ABEMAのひろゆきの動画も勉強になった。観終わってから色々調べたくなる事件だ。
