もっと少ない人数にフォーカスした群像劇だと勝手に思っていたから、やや面食らったけど、もう腹パンパン！というほどに色んな人の色んなバカンスが映し出されていて、しあわせです。
子どものパートがやっぱり好きやなあ、特にあの兄弟。水切りしたり隠れんぼしたりチャンバラしたり。半ケツの弟くんがかわいいのは勿論のこと、カメラがあるからなのか、単に責任感があるからなのか分からんけど、グイグイ引っ張っていくお兄ちゃんがこの上なく愛おしい！
その他ナンパする兄ちゃん、ナンパされる姉ちゃん、不法侵入に失敗するガキンチョたち、会議する大人たち、水鳥を呼ぶおじさんなどが登場。観ている間はなんてことないドキュメンタリーと思っていたけど、観終わってポスターを見やると、ポツポツと心に温もりが。これが映画のマジックか...。
