キノ

新解釈・三國志のキノのレビュー・感想・評価

新解釈・三國志(2020年製作の映画)
1.6
苦痛で何度も再生停止する駄作(大ヒット)。本編よりメーキング(Youtube)が笑えるし、むしろアコムCM(戦国将軍編)が短くて優秀。ゲド戦記(星1.5)よりはまし。

なぜ本作がヨシヒコに遠く及ばないのかと、再視聴。たぶん「物語の支柱」と「メタ構造」と思う。(詳述は略)

例えば、劉備「小泉孝太郎」に「戦国時代に苦しむ民(のコント)」を見せるだけで、「支柱」になる。で、「メタ」は以下で例示。

大泉洋(=張飛)「兄者の人徳はさすがだ」
ムロツヨシ(孔明)「高評価は人間性じゃなくて、血筋でしょ?結局」
大泉「いやキミね・・・」
松本幸四郎(関羽)「何か申したか?」

この後の大泉&ムロのアドリブ演技なら笑えた。一方本作のアドリブ的演技も全滑り、「ネバギバ」には怒り。大泉洋「三国志好きは見ないで」は誠実。
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