ヴェルヴェっちょ

新解釈・三國志のヴェルヴェっちょのネタバレレビュー・内容・結末

新解釈・三國志(2020年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

丸ごと一本の映画を悪ノリで撮り切るのは勇敢なのか、無謀なのか。 ある意味スゲェ

西田敏行扮する歴史学者・蘇我宗光が披露する、「三國志」の新解釈…。
今から1800年前、中国大陸では中華統一をめぐって魏・呉・蜀の三国が群雄割拠していた。 そんな世に、民の平穏を願う武将・劉備玄徳(大泉洋)が立ち上がる。
人々を憂い、人望も厚い人物として知られる劉備だが、実は臆病で自分勝手な腰抜けだった…。 関羽、張飛と兄弟の契りを交わしたとされる桃園の誓いだが、実は嫌々誓わされたもの。 軍師・諸葛孔明(ムロツヨシ)は気難しい学者ではなく、軽いノリの法螺吹きだった。 呉の孫権はバカで、周瑜(賀来賢人)はキレやすい。 魏の曹操(小栗旬)は好色で単純。 劉備ら各国の武将たちは激動の時代を駆け抜け、208年、魏軍80万と蜀・呉連合軍3万という、圧倒的兵力差が激突する赤壁の戦いが巻き起こったが…。

全編、ふざけ通し。延々と居酒屋談義を聞かされているような感じ。
これだけのキャストで、巨額の予算を投じ、よくこれだけ壮大な余興をこさえましたね。 ウケ狙いのギャグも、ツボに入らなきゃキツイすわ。
それでも一番大切なのは…「ネバギバ」!?