甘口映画

だれもが愛しいチャンピオンの甘口映画のレビュー・感想・評価

4.5
とてもいい作品でした。

前半は漫才のように笑える掛け合いがあちこちの場面で展開されて、かなり笑いながら観ていました。
プレーも個性も向いてる方角もバラバラなアミーゴに少しやきもきしたり、もどかしさも感じました。

次第にプレーが「らしく」なり、
ムードメーカーも現れて、チームがチームらしくなっていく過程を笑いを交えつつ描いていきますが、
準決勝の後にマリンがマルコに言った言葉から一気に涙腺が緩みました。

決勝の結果とアミーゴの選手たちの反応もすごくよかったです。

アミーゴというチーム、選手の成長、そしてコーチのマルコの人としての成長。
余韻を過度に出さないラストシーンをエンドロールでの笑顔が補足しているような終わり方も素敵でした。
甘口映画

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