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ルクス・エテルナ 永遠の光のペインのレビュー・感想・評価

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『ビーチ・バム』『スプリング・ブレイカーズ』といったハーモニー・コリン監督作品から、『アレックス』以降本作までのギャスパー・ノエ監督作品すべての撮影を手掛けるブノワ・デビエ氏。

どの作品もその凄まじい原色使いが頭にこびりついて離れない。今後も目が離せない要チューモークな撮影監督だ。

前作『CLIMAX/クライマックス』がある種の作家性と同時に、見易さ、キャッチーさといった普遍性までを同時に担保していたの比べ、本作はとことん実験精神の方に振り切っていた印象で賛否が割れるのもよくわかる。また“『CLIMAX/クライマックス』のB面”ともとれる内容でもある。

カール・Th・ドライヤーやゴダール、ライナー・W・ファスビンダーやルイス・ブニュエルらの言葉を引用しつつ、“映画製作映画”、“ノエの映画史”的な側面を持つ1作でもあり、変わらぬノエの映画への強い探求心と追求心を感じられる1本。



※P.S.
本作はノエ作品の中でも“番外編”的な側面が強いので過去作品との比較、採点は今回は放棄。
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