復讐は力となるか。仇となるか。
その一戦が、世界の序列を決定付ける…
ローランド・エメリッヒ監督の新作は、ミッドウェー海戦を描く戦争モノ。
日本史では習うけど、勝敗についてしか知らんこの戦いを視覚的に学べる映画。
もちろん米国視点で描かれるため、日本は敵ですが、日本人キャストも有名所が演じていて、完成度が高いです。
海戦という設定上、戦闘機による上空戦が多く、美麗な映像も相まって臨場感MAX。ギリギリまで寄って爆弾を投下し、高度を上げて離脱。これだけでもかなり楽しかった。
トヨエツ、浅野忠信、國村隼がとても良い。
デニス・クエイドとかクリス・エヴァンス、ウディ・ハレルソンとかハリウッドキャストも豪華でした。
今年の戦争モノで、映画として楽しいのは「1917」エンタメ性ならこちらですね！
あと戦争してる時点でどっちが悪いとか無いねんから、日本は変に卑屈にならず当時の日本について知るべきやと改めて感じました。
強かったのては確かやし、圧倒的な成長で世界を席巻していた事実は事実と受け止め、右に寄れとは言わないまでも、日本人にももう少し愛国心が芽生えればなと思います。
2020年劇場鑑賞65作目
