アツいレビューが流れてくるのを観て「映画館で観たい！」と思っていたロシア発の作品。
やっと行ける距離の映画館に来てくれて早速鑑賞。
ネタバレ踏まないようにレビューは薄目でチラ見していた。
邦題やポスターの雰囲気から、てっきり戦争映画で、最初のテンションのまま二時間行くのか？
と思っていたら、まさかの「戦車映画」！
第二次大戦中、ナチスドイツとロシア（ソ連）軍の戦いをベースに、戦車を操り戦う戦車兵の奮闘を描く…
のに加えて、後半はドイツの捕虜収容所を舞台にした『パピヨン』＋戦車！
自由を求めて戦車で突撃‼︎
イケメンに加えて面構えのイイ男勢揃い。
そして迫力とパワーが半端ない戦車T-34。
戦車同士で一騎討ちとか、戦車で決闘とか、初めて観たぞ。西部劇かよ。
戦車で攻撃するときのマトリックスばりのスローモーション映像や、全編に渡ってド派手な音楽も楽しい。
敵と遭遇しても手動で銃砲を動かすしかない（すぐには攻撃できない）ところもハラハラする。
他の作品なら「この映画にロマンスいるか？」となりそうな要素も、重い状況に青春っぽさを足していて私は好き。
仲間同士の友情、宿敵との攻防と心理戦もアツイ。
宿敵の行動が最後の最後までどちらに転ぶのかわからない…（あの手、放さないのかと思ったよ…）のも含めて手に汗握る戦争… もとい戦車アクションだった。
これ拡大版上映もあるのか… 大都市でしかやらなそうだけど、観たいなあ。
