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闇に囁くもの
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『闇に囁くもの』に投稿された感想・評価

H・P・ラヴクラフト歴史協会(HPLHS)による「コール・オブ・クトゥルー」(2005)に次ぐ第二弾。同題原作(1931)に大幅な脚色を加えて映画化。

民俗学の教授ウィルマースはバーモント州の山奥に怪物の伝説があることに興味を持ち調査していた。そんな彼の元に現地に住む老人エイクリーから手紙が届く。「私の先祖代々住んでいる土地は、太古、宇宙からやってきた怪物の拠点である。私は物的証拠も得ているが、同時に何者かに付けねらわれてもいる」。これに教授は否定的だったが、老人と文通を重ねるうちに招待を受け現地の山奥へ赴くことにする。果たして、対面したエイクリー老人は暗い部屋のソファーで顔と手首を出して毛布に包まり、囁くような声で「異星生物のあみだした手術法で脳を摘出し、宇宙旅行に行くことができる」と語る。その深夜、教授はあるものを発見し宅から逃亡する。老人の座っていたソファーの上に、老人そっくりの生首と両手首があったのだ。。。

とても面白かった。前作に感じられた自主映画感はなく、もはやプロの仕上がりだった。前作は1920年代モノクロサイレント映画をオマージュしていたが、本作は1930年代モノクロSFホラーの作り。かなりの予算がかけられ、撮影も役者の質も格段に向上していた。

上記のあらすじは1時間ほどで描かれ、実は原作はここまでで終わる。本作後半の40分は独自ストーリーとなりSFサスペンスが展開されるのだが、これが実に良く出来ていた。脱出の協力者となる少女の登場、闇の入り口での怪物と人間の契約、飛行機での脱出劇と手に汗握る攻防。映画オリジナルのストーリーではあるが、そこはH・P・ラヴクラフト歴史協会製作だけにクトゥルフ神話の世界観は見事に保たれている。愛好者の中には原作のままが良かったとの声もあるようだが、概ねは賛の感想が多く見受けられる。私のようにマニアではない層には十分に楽しめたし、ラヴクラフトの魅力を知る良い機会になった。

現在のところH・P・ラヴクラフト歴史協会の映画は本作までの2本。AIの発達により映像制作技術も進化しているので、次作はぜひカラーでの製作を期待したい。
Naoya
2.7
「ミ=ゴ」という奇怪な生物が山岳地帯の村で目撃されるという噂を調べるため、民俗学者が調査に訪れる。H.P.ラヴクラフト原作小説の映画化作。噂を信じない学者が、村を訪れ、体験していく様々な出来事、そして奮闘していく様が、徐々に盛り上がりを見せ楽しめる。ミステリーものらしく、謎を究明していく様、同時に、SFらしく未知なる恐怖が主人公に訪れる様を、丁寧な展開で、徐々に驚愕の真実へと向かう物語は作り込みがある。主人公同様、未知なる出来事を体感する面白さもありつつ、不可思議な状況の緊迫感も感じられる。様々な演出は娯楽満載。2011年作ながら目立つチープさや古さも、作品の雰囲気に合ってます。
4.0
テン年代の映画と思えないほどアナクロな質感にできてるからそのぶん具合悪いエイクリーさんの声とか例の装置も驚きがあって良かった。
少女の父親の小市民ぷり泣ける。
飛行機に寄ってくる者たちの造形もあがった。