最後は救われた…のかな?
エンジェルフェイスと母親から呼ばれるエリーちゃんが、それはもう可愛かった。
母親に愛されたい、気にかけてほしいっていう気持ちがひしひしと伝わってきて胸が締め付けられるようだった。
えー、そんな場所に連れて行ったり、そんな姿見せるのとかネグレクトやし、心理的虐待やん…とか思ってたときはまだかわいいもんやったんやな。
途中からもう目を覆いたくなるような状況で、本当にしんどくなった。
少しでも大人に近づきたいエリーちゃんの気持ちや行動が観ていて辛かった。
あんな大人びたことをしていても、1人でだるまさんがころんだをやって遊ぶとか観てて辛すぎるやろ。
ママのコロンを自分の身体に付けて、そんな自分をぎゅっと抱きしめる姿も。
あんな時に誰かが傍にいてくれたら…
友だちが優しくしてくれたら…
何か違ったのかなと思えて仕方がない。
もう何を置いても、エリーちゃん役のエイリーヌちゃん。撮影当時8歳だったの!?
いやいや、すごいわ。
そして、フリオ役のアルバン・ルノワールさんが果てしなくかっこよかったw
あと、夕陽とか海がめちゃくちゃ綺麗。
浜辺で水に反射してキラキラしている夕陽の色とかやばい。
マジックアワーがすごく効果的にこの作品を彩っていたように感じた。