マイ・エンジェルの作品情報・感想・評価・動画配信

「マイ・エンジェル」に投稿された感想・評価

娘の名前はエリー通称エンジェル。母マルレーヌはいつもお酒ばかり飲んでいる。使えなくなったカード。情緒不安定で恋愛のことばかり優先。保護観察員の大人に「ママは最高で私は元気です」お決まりの言葉を言わされているエリー。静かに母を見つめるエリー。辛い時に孤独な男性に出会う…まだ8歳の娘が一人でお酒を飲む姿が辛い。母の行動に似ていく娘。教わっていないのでやってはいけない事を知らない。同級生の虐めが残酷だった。パステルカラーの化粧に派手な格好のマリオンコティヤールが別人で凄かった。淡々と母娘の日常が映し出されている様子は「フロリダプロジェクト」を思い出した。一人でもエリーの事を心配してくれる大人がいて救われた。
moto

motoの感想・評価

3.8
"ひとりにしないで"と叫ぶ声が痛いほど胸に残る

帰ってこないママを想って、ママの香水をつけて自身を抱きしめる姿が忘れられない
くぅー

くぅーの感想・評価

3.6
"私は海に住む
頭の上にはたくさんの星
上の世界が見てみたい
きれいな心がほしい
天と地の喜びも"

母親から天使と呼ばれて、とても可愛がられていた娘だったが、いつの日か気持ちは人魚になっていた・・・上の世界に憧れる哀しき人魚みたいに。

そう、我が子を想いながらも愛し方の分からないシングルマザーと、その娘のドラマ・・・父親は誰か分からず、男に対して自堕落で、娘に対して言葉や態度ではとても愛してると思わせつつも、男が絡むとそちらを優先する母親。

よって、オススメはしづらく、多くは語りませんが・・・が、この娘の成長を美しく寓話的に見せるので、厄介な作品。

ラスト、あの二人はどうなるんでしょうか・・・希望を持ちたいのですが。

なお、キャストでは、マリオン・コティヤールが見事な毒親ぶりを披露しますが・・・ビッチになっても美しい。
そして、子役のエイリーヌ・アクソイ=エテックスの熱演に拍手ですね。
hsmt

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2.8
マリオンコティヤールがこれまでに無いくらいに最低な母親役でした。
子供がかわいそうでかなしくなります。
ZUKA

ZUKAの感想・評価

3.5
マリオン・コティヤール演じるダメな母親とその娘が歩み寄るまでの話。

娘を愛する方法が分からない母親と母親の愛を求める娘。
『子は親の背中を見て育つ』なんて言うけど、全く持ってその通りだと思う。
親に愛されたことがないのに、どうやって娘を愛せと。そして、その娘も自分の子どもが生まれても愛しかたなんて分からない。

鶏が先か、卵が先かみたいな議論になりそうな、簡単な様で難しいテーマを問いかけてくる割といい映画だったと思う。

個人的にはフリオとの触れ合いをもうちょっと描いてほしかった。
ブッチ

ブッチの感想・評価

4.7
色彩が綺麗な映画。特に水色が印象的。
マリオン・コティヤールは強い女も似合うけど、ダメな感じを演じても最高。
エリーは強くなった。

やっぱ、水色映画好きだな。
achico

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4.0
下品な格好、メイクでも様になるマリオンさすが。そしてエリー役の子が素晴らしい。
slv

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4.3
マリオン・コティヤール目当てに鑑賞したけど、こんなにシリアスで重いストーリーだと全く思ってなくて、すっかり打ちのめされてしまった…。
だけど、凄く心を揺さぶられた作品でした。

フランス版『フロリダ・プロジェクト』というような趣きだけれど、こちらの作品の方が観ていて精神的にかなりキツかった…。

マリオン・コティヤールは美しくもだらしがない母親マルレーヌ役を見事に演じていて、本当にビッチにしか見えなかったところが凄い。

冒頭の結婚式でマルレーヌが歌い出して、場を微妙な空気にしてしまうシーンから、もはや観ていられないほどにいたたまれなくて、嫌な予感が満載…。

そんな母親を静かに見つめるエリーの少し大人びたような眼差しと、心の内に抱える不安や哀しみ、諦念…といった心情を察するだけで胸が苦しくなった。

8歳の娘エリーを愛してはいるのだけれど、自分のことしか考えられない身勝手な母親マルレーヌは、娘を置き去りにしてパーティーで出会った男の元へと行ってしまう。

どんなにダメな母親でも、エリーにとってはとても大好きで大切な存在なのに、その母親に独りぼっちで置き去りにされるエリーの姿が余りにも切なくやりきれない。

不安と寂しさで押し潰されそうな心を気丈に保ち、母の帰りを待ちながら健気に独りで過ごすエリー。

8歳の子供がお酒を口にする姿は、余りにも痛々しい。

このままでは壊れてしまいそうだったエリーが、フリオを見つけたことに、私は心底救われた。

エリーはフリオにシンパシーを感じたのだろう。
そしてもちろん、フリオの方も。

パフェを食べながら、フリオに子供らしい笑顔を見せるエリーの姿に思わず涙が出た。

エリーを見捨てられないフリオの優しさに、胸が詰まった。

学校の劇で人魚を演じるのが嬉しくて、フリオに観にきてねというエリーがとてもかわいくて愛しい。

それなのに、それなのに。。

演劇の発表会の日、エリーへの余りに残酷な仕打ちにまた胸がえぐられそうになる。

人魚の格好のまま、ある場所へと独りで突き進むエリーの気持ちが、痛いほどわかる気がした。


そして衝撃のラスト。


エリーの読む詩の美しさと、フリオの愛の大きさがぐさりと胸に突き刺さって、涙が止めどなく溢れた。

その後エリーは、フリオは、どうなっただろう…?

切なく重い余韻が残る。
そんなラストが、フランス映画らしくて良いなと思った。

エリーを演じた女の子、本当に素晴らしかった。
ゆん

ゆんの感想・評価

3.0
✐記録用✐

辛い…娘可哀想すぎる…
終わった後しばらく無になる。
娘役の女の子演技上手で素晴らしい👏

こんな母親いちゃいけないよ😭
マリオン・コティヤール美しいけども。この役は嫌い😭😭😭

面白いか面白くないかで言ったら面白いのかなー😂よく分かんないから3.0🥺釘付けにはなる。
Sachika

Sachikaの感想・評価

4.3
愛し方がわからない母親と、愛されたことのない娘。

シングルマザーのマルレーヌと娘のエリー。
エリーは母親がいれば幸せだった。
しかし母は酒とタバコに溺れ、男がいないと生きていけない「女」だった。
再婚失敗、自暴自棄。
そしてパーティーで出会った男の元へ、エリーを置いて消えてしまう。

子は親を写す鏡。
そんな母親を見て育ったエリーは、マルレーヌのいない間に酒を飲み、メイクをし、男の子に媚びた。
そして自分と同じ様に父親から見放されたフリオと出会う。
そして彼に父性と愛情を抱いたエリーは、マルレーヌが突然帰宅をした際、母ではなくフリオを選ぶ。









結末

人魚姫の劇、見に来てくれたフリオと、見に来て欲しくなかった母親。
主役になれなかった事を妬む、クラスメイトからのいじめ。
エリーは演じられなかった人魚姫の様に、崖から飛び降りる。
そして過去の手術により、飛び込んだら心臓が破裂して死ぬかもしれないにもかかわらず、エリーを助けたフリオ。

エリーが劇で言うはずだった詩。
「きれいな心が欲しい 天と地の喜びも」
きれいな心のはずの8歳の女の子の切実な願い。
母に抱かれる結末は、フリオに助けられたエリーが、母を許す心を手に入れられたんじゃないかな、とわたしは思う。

エリー役のエイリーヌ・アクソイ=エタックスちゃんの演技が凄まじかった。
天使の様な顔で、だんだんと酒に溺れ、堕ちていく様子とか、あどけない表情から時折見せる色気。

パーティーでお酒を飲んで踊るシーンなんて、マルレーヌも一瞬何とも言えない顔で見つめるけど、あのまま育っていったらまさしくマルレーヌの様になってしまうんだろうなあと思った。
自分を見ているみたいで、だからマルレーヌはエリーから離れたのかと。

エリーも、フリオの元にいきはじめて、家にいなかった「男」の存在を知ってから、ただ母に憧れて酒を飲み、メイクをしていた8歳の女の子ではなくなったと思う。
言葉数の少ないエリーが、フリオと一緒にいたいと喚く様は、まさにマルレーヌの様だった。

子供の飲酒シーンや、マルレーヌのネグレクトの映画でおもしろい!は言いづらいけど、エリーの演技が胸に刺さる作品でした。
ビッチなマリオン・コティヤールもいい!
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