タマル

生きるのタマルのレビュー・感想・評価

生きる(1952年製作の映画)
5.0
私は死ぬ前になにか残すでしょうか?
少なくとも現段階で展望はありません。

何かする時間は腐るほどあります。
でも、腐っています。

このままでは何もせずに終わってしまいます。

渡邊勘次は5ヶ月で公園を残しました。
でも、現代ではそこで遊ぶ子供が残っていません。

本当に意味のあることとは何ですか?
何をすれば正しく生きていると言えますか?

わからないけど、とりあえずこの映画を観てやるせなくなるたびに生きている感じがします。

今は正しくなくてもとりあえずで生きていくことにします。
その代わり、やるせなさで苦しみ続けるので許して下さい。
タマル

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