ぬーこ

生きるのぬーこのネタバレレビュー・内容・結末

生きる(1952年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

2018/1/22

黒澤明の作品を初めて観た
生きる...なんの味気もない退屈な毎日を送っていた市民課長渡辺、ある日突然胃がんと宣告される

そこから5ヶ月、彼は生きた

主演の志村喬の演技がとても際立っていた。どこか自信なさげで片言の表情、でも目で何かを訴えてくる

死を悟ってからがむしゃらに生きて生きて1つ何かを成し遂げた時、渡辺課長は最後に何を思ったのだろう

いのち短し恋せよ少女って良いフレーズだなぁ
公務員という役柄にも共感したし、何より自分の将来、何をしたいのかしんみりと感じさせる映画だった。もう一度見たい

渡辺が生まれ変わったときに流れたハッピーバースデイ、久々に出勤して来たときに流れたバースデイどちらも良かった
ぬーこ

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