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キングメーカー 大統領を作った男のpepoのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

濃すぎて鼻血出るかと思ったよ...
韓国映画、男と男の巨大感情をどんだけ煮詰めたら気がすむのか ( ˙ཫ˙*)
そしてそれを完膚なきまでに表現したおす俳優陣の演技力ったらもう‎( ꒪⌓꒪)スゴー
「抱きしめても?」を許されて想い人(言い方)に抱き返された時のあられもない程の歓びと、心ならずも手を組んだ相手に抱かれた(言い方)時の言葉にならない表情と... イ・ソンギュンの表現力凄い。そして声がいい ✧︎

解説コラムで初めて「カルラチギ」という言葉を知ってそれが「タクシー運転手」の光州事件にも繋がっていくと聞いて、今作の中では正道をshortcutしようとする事の危うさや遺す禍根の大きさがウンボムには最初から分かっていたんだろうなと改めて納得。一方でチャンデにはどうしても分からなかった、それはもう資質とか器量とかの限界だったのだろうけどだけどそれでも彼の行く先にはどうしても一緒に行きたかった、全身全霊をかけてウンボムの行く手を拓いて振り返ったら彼との距離の隔たりが取り返しのつかないものになっていた、っていう...切ない...
そしてラストの懐かしい店での会話で最初から道は分かれていた事を知るんだよね...かの人の笑顔は年月を越えて冽(きよ)いまま...切ない...

でもまぁ分断煽るのはアカンと思いますよ (。'-')ウン
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