my映画館2020#14> 一時話題になったファンタジー営業部は実在していて、それをどうやって見せるのかと思いきや･･･英勉監督、いい感じに社会人へ向けた、やる気讃歌に仕上げましたね。
バブル崩壊後に、「アニメやゲームに登場する建造物を実際に作ったらどうなるか？」の夢に挑もうとする広報的企画から始まり･･･いわゆる余計な仕事でもあるのだが、技術屋の方が熱くなり、部員のやる気に火が着く様子がいい。
そう、やっぱり本気は強いんだなぁと･･･この御時世、どこか楽して仕事したいなぁと思ってしまってる自分には、なかなか効きましたね(笑)
ただし、作品としてはラストは締めが今一つの気もしましたが･･･って、ファンタジーだからいいのだけれとも、にしてもエンドロールの創意工夫はお見事！
なお、俳優陣では、高杉真宙に岸井ゆきのがきっちりといい味を出していて、上地雄輔に本多力もグッジョブでした。
六角精児も持ち味をしっかり披露し、町田啓太もナイス。
で、小木博明も悪くはなかったけど、なぜ彼が？って疑問は拭えず。
そんな訳で、続編あるなら、むしろ日曜９時枠のTVドラマで、さらに熱く見たいかも。
