ラップに詳しくはないけれどヒンディー語やタミル語って普段の会話からしてラップっぽいので音楽に関してはまったく違和感ありません。
どちらかというと主人公に扮するランビールシンがちょっと年を取りすぎてて違和感大。だって大学生の役だよ(^-^;
恋人役のアーリヤが童顔のせいもあって下手したら親子に見えちゃう。
青年がスラムから抜け出すために奮闘する話なので、何者でもない若者感欲しいのにランビールじゃ風格ありすぎでしょう。ボリウッドスターは身体も作り込んで出来上がってるし。
出来ればもっと無名の若手でインディアンドリームな物語を観たかったな。スターを使わないとインドではお客さん入らないのかしら。
お話はシークレットスーパースターの男性版といった感じ。MVの撮影シーンはダンスも見応えあって流石のボリウッド。
80年代にヒップホップやストリートダンスを扱った「ワイルドスタイル」という映画がありました。当時はこういうのがこれからのメジャーになるのか、と思ってたけど30年以上たった今でも変わらずストリート系はストリートからなんですね。
