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死刑台のエレベーターのakiraのネタバレレビュー・内容・結末

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

アントニオーニ「欲望」の元ネタ?
すれ違いサスペンスドラマとしての見事な構成力。小道具としての小型カメラの伏線と意外性が素晴らしい。お手本のような演出。

それぞれのキャラクターの役割と人となりが明確かつ魅力的。大人は大人としての責任、抑圧、哀愁が、子供は子供らしい暴走、動物、短絡がぶれなくそこにある。それ故の、この世界のままならなさが滲み出るいい映画。
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