新幹線の変形合体ロボット・シンカリオンの活躍を描いた子供向けのテレビアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」の劇場版。
少年ハヤトは家族で北海道旅行に出かけるが、宇宙から現れたナハネの襲撃によって父ホクトが行方不明になってしまう。そんな折、9歳のホクトが時空を超えて現代に現れる。ホクトは地球を守り、元いた時間に戻るため、新幹線変形ロボ・シンカリオンALFA-Xで敵に立ち向かう…
様々な新幹線が登場し、ロボットに変形・合体し、地球はもとより宇宙をも舞台にした子供向けの王道アニメ作品。
H5はやぶさ、923ドクターイエロー、500TYPE、N700Aのぞみ、800つばめ、E6こまち、E7かがやき、E3つばさ、E5はやぶさ、ALFA-Xなどのさまざまな新幹線が登場し、ロボットに変形する。
埼玉県大宮にある鉄道博物館やJR各駅のシーンも沢山あり、鉄道ファンには楽しめるのでは。
さらに驚くことに”シン”カリオンにかけて、庵野監督の代表作「シン・ゴジラ」や「シン・エヴァンゲリオン」から、ゴジラやエヴァンゲリオン、使徒が参戦し、庵野監督ですらシン・ゴジラで描けなかったゴジラとエヴァンゲリオンによる本格的なバトルが繰り広げられる。
ゴジラのシーンではお馴染みの伊福部昭の「ゴジラのテーマ」曲が流れ、エヴァンゲリオンのシーンでは主題歌「残酷な天使のテーゼ」で盛り上がる。
「エヴァンゲリオン」からは同作品の主人公のシンジ、綾波レイ、流麗アスカ・ラングレーも登場してビックリ！
さらには初音ミクも登場する。
ドラマ「北の国から」やJRの往年の「SkiのCM」、青函連絡船、ジャポニカ学習帳など年配も楽しめる懐かしいネタがいっぱいです。
「君の名は」や「北斗の拳」のオマージュシーンもあり、きっと他にも私が知らない有名なキャラやシーンがたくさんあるのであろう。
劇中の「やっぱり これ観たことある」の台詞にニッコリです。
クライマックスではゴジラとエヴァンゲリオンが大暴れで、単なるゲスト出演でなく、きっちりコラボしている。
ゴジラとエヴァンゲリオンのファンには見逃せない要チェックの作品です。
「好きなものはずっと好きでいる」
最後は家族愛にホッコリです。
「久しぶりだな ハヤト」
2024.1 TOKYO MX1で鑑賞
