のんchan

権利への階段ののんchanのレビュー・感想・評価

権利への階段(2017年製作の映画)
4.5
Filmarksやってなかったら出逢えなかったと思う、日本未公開の大感動の伝記物語🥺
このジャケのヘレナ・ボナム=カーターを見かけただけで吸い付けられた💫

投薬で後遺症を負った女性が病院と闘う姿を描く。アメリカの精神科医療を改善させるキッカケになった『エレノア・リース判決』に基づく実話の映画化❗️

監督は『ペレ』『愛と精霊の家』『マンデラの名もなき看守』等、名作が多いデンマーク🇩🇰のビレ・アウグスト。


1985年、サンフランシスコの聖メアリー病院で妄想型統合失調症と診断されたエレノア・リース(ヘレナ・ボナム・カーター)は、入院中に同意のない薬の投与を何度も受け心身に深い障害を負ってしまう。
エレノアは病院の公衆電話から「患者の権利を守る会」に助けを求める。
そこにやって来たのは、10年間看護師をしていて2年前に弁護士になったコレット・ヒューズ(ヒラリー・スワンク)だった。
2人は裁判を通して友情を深めていく。その過程がとても丁寧に積み重ねられている。

エレノアは口は悪いが、人の為に心底祈る信仰心の強い心優しい女性。
コレットは休みなく1日20時間仕事する完璧主義者。ストレスで帯状疱疹になっても仕事を続け、つい恋人を蔑ろにしてしまう女性。
ラストのコレットのスピーチで涙が溢れ出て止まらなくなった😭


ヘレナとヒラリーは初共演。
もう、この人たち以外はいないでしょう‼️と言わんばかりにドンピシャな役柄を2人共に好演している。
脇を支える先輩弁護士役のジェフリー・タンバーも良かった。



※ヒラリー・スワンク(現在48歳)は、先月"双子を妊娠中"と発表しましたね💗おめでとうございます👏
㊗️祈・安産🙏
のんchan

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