永遠の命の鍵となるクローンの少年"ソボク"とボディガード余命僅かなボディガード
人間の欲望から逃れる2人の逃避行を描いた韓国映画
映像の美しさとサイキック要素ありのアクションシーンが秀逸で惹き込まれる反面、人間とクローンの境目、生と死の繋がり、重すぎる問題提起に呆然としてしまいました……
「死という終わりが人生に存在するから人は今を全力で生きるが、生が永遠になると意義を失い欲望に際限がなくなってしまう」というのは昔から説かれ続けた哲学のテーマだし、クローンと人間の間に生物としての違いはあるのかというのもシビアな問題
鑑賞後の脳内と感情処理が辛いですが、ぜひ機会があれば見ていただきたい作品