このレビューはネタバレを含みます
舞台版が大好きで複数回鑑賞した上で本作を鑑賞。
内容としては舞台版から細部を加筆して、尚且つ追加シーンを加えたといった感じ。
これによって、より深くオペラ座の怪人という作品を理解することができ、特に最後の追加シーンでこの作品が好きになった。
強いて言うならファントムの不気味さが軽減してしまっているのが少し残念。
その分美しさにステータスを振った感じになっていて好みの問題だと思うが、個人的には舞台鑑賞時に圧倒的な美しさと不気味さの見事な両立に感動をした経験があるので、不気味なファントムの描写がもう少し欲しかったかなというところ。
とはいえ、全編通して圧倒的な映像美と音楽美に包まれており、とても素晴らしかった。