ひでG

雁の寺のひでGのレビュー・感想・評価

雁の寺(1962年製作の映画)
4.1
U-NEXTサービス期間、

PCの画面なので、字幕があるとさらに見難くなるので、日本映画を中心に見まくっている。
よーやく、見方も分かってきた。
新作は無料サービス期間も有料なのね💦  

なので、レンタル店にはあまり置いていない過去の話題作からチョイス。

川島雄三監督の名前は知っていたけど、見るのは初めてかな、、

いやあ〜めっちゃ面白い!

僕が金持ちプロデューサーなら、
リメイク権買うね!

そして、韓国映画で製作する!

今観ても一級品のサスペンス&ミステリー

カメラアングルといい、
舞台のお寺の雰囲気といい、
見せるようで、全てを見せないで、
その分の空白で、観客の想像力を駆り立てる、
まさに絶妙なシーン構成

まあ、見事に作り込まれていて、
非常に一場面ごとの、絵としてのクオリティが高い!

この時代の日本映画の充実ぶりがよくわかる。

お話はあるお寺に愛人として囲われた女性
若尾文子、絶品!ゼッビン!

エロ住職が、マジエロくて、どーしょーもない。演じる三島雅夫さんが上手い!

住職はそこに住み込む小僧を修行と称して、いじめ?ている、

この3人の絡み

深夜の紐の場面のエロチックで、哀しくて
ハラハラして、
ちょっとユーモラスでもある、

一本の紐だけで実に多くのことが伝わる

日本らしい、ジメッとしたミステリーの
傑作とも言えます。

U-NEXTさん、これを入れてくれて
ありがとう😊
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