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ロスト・フライトのひでGのレビュー・感想・評価

ロスト・フライト(2022年製作の映画)
3.1
これは配信で見やすい作品だと思いました。
もちろん、アクション作品だから、劇場で観た方が迫力はあったでしょうが、
それぞれのパーツが割とあっさりとしているので、ご自宅でのさらっとした鑑賞でも楽しめます。

映画館で観るか、配信を待つかは、結構日々判断が難しいことですね。(楽しい悩みですが😅)

制作側もこれだけ配信が広がってくると、
制作過程からある程度、それも意識している、例えば、本作は、最初から劇場公開プラス配信も視野に入れているのではないかと思います。

飛行機が不時着した先が非政府テロ組織が支配している島、

乗客が人質になる、

乗客の中に殺人犯がいる、

機長は武闘派

脱出するには、故障した飛行機に頼るしかない、

これだけの素材を散りばめ、見せ場を幾つか作ればそれなりに楽しいものになる。
ただ、展開や結末は読めますよね。

配信って、映画館に比べて集中して観るのが難しい。ダラダラっと観てしまう(観たい)ことも少なくないです。

この映画はそーゆー配信特有のダラっと、何も考えずに観るのに適しています。
それぞれの山場は、「えっ、それで終わり?」てくらいあっさりしています。

始まってすぐに飛行機がやばいことになります。これって会社側の責任なんだけど、
この作品では、そこは一旦みんな忘れています。(ありゃ?)

そこは、テロリストの島、乗客が人質になります。恐ろしいテロリストは、人質の命など微塵も思っていません。
ここは盛り上げたいところですが、、

この映画の売りは「あっさり!」(笑)


それにしても、トラブルに見舞われる父、
心配する娘、みたいなのは、もう止めにしませんか?
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