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Mank/マンクのgiriのレビュー・感想・評価

Mank/マンク(2020年製作の映画)
3.5
少なくとも「市民ケーン」は観ておかないと何のこっちゃになるので予習は必要。

ケーンのモデルになった新聞王ハーストによる上映妨害行為とか、オーソンウェルズとのやりとりが主軸ストーリーかと思ったら、脚本家マンクがハーストやハーストの愛人マリオンとかつて親交があったことを振り返りつつ「市民ケーン」を執筆していく、その過程の話だった。そこに現在を置いているので、映画としてはちょっと地味かもしれない。

あと、1930年代の政治と映画のブラックな関係について描かれている部分には心が痛んだ。
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