ロックストロンゴ

モータルコンバットのロックストロンゴのレビュー・感想・評価

モータルコンバット(2021年製作の映画)
4.5
真田広之さんの最高なアクションでスコア4.5!☺️
真田広之さん無しならスコア3.0くらい…

個人的感想の結論から言うと、
惜しい!なんか惜しい!でも嫌いじゃない!!

原作は1992年から現在でも発売されているロングセラーの格闘ゲーム。
ただの格闘ゲームでは無く、スプラッター、残酷描写に力を注いでおり、中でも
トドメを刺す演出『フェイタリティ』が有名。
モータルコンバットは、プレイはした事が無いけど存在やある程度のキャラクターや、フェイタリティについては知ってた!


何となく惜しいけど、愛すべきポイント
・人類滅亡をかけたバトルなのに小規模に思えるスケール感
・中盤の謎インディ、ナショナルトレジャー感
・全体的にカノの雑さ笑
・おっみんな覚醒か??からの謎空間ワープからの急ぎ足気味なラストバトルへの突入
・せっかくのスコーピオン覚醒シーンなのにカタルシスが少ない!!!


特にスコーピオンvsサブゼロ戦は
うおおおおお!!!と燃えたと思ったらいちいち影が薄い主人公コールの高速氷削りシーンがチラチラ映るの何か笑っちゃうんだよ!!
うおお!熱いバトル!!→『あああああああああ!!(氷パンチ』なんなのこの謎カット!笑

スコーピオンとサブゼロとの因縁の決着の終わらせ方も、もうすぐサブゼロ死ぬんじゃね?ってレベルになってから
スコーピオン『こいつは俺に任せろ』的なこと言われても、いやもう死にそうだよそいつ…くらいにしか思えない!!

サブゼロvsスコーピオンだけで終わらせて欲しかった。
今作は本当に真田広之さんのアクションが最高にかっこいい!!もうこれだけでもいい!!これだけで名作になった😂

あと、リュー・カンを演じたルディ・リンさん、最高でしたよ!!!
まさに『格闘ゲームのキャラクター』をしっかり演じてくれていて、衣装も最高でした。
よくアメコミやゲーム原作の映画を実写で再現する時に、そのまま再現を選ばずに、
なるべく現実的なデザインやビジュアルを選ぶのが多いですが、今作はあえてゲーム感を残してくれている気がして、特にそれを感じる事ができたのが、リュー・カンでした。彼の存在で『うおおお!格ゲーの映画だ!!』とテンションも上がりましたし、彼のアクションは王道的な感じで最高でした。もっと見たかった!!

ラストバトル突入が本当に雑で笑ったw
主人公覚醒→謎空間ワープ
なぜか師匠も含めてみんなが主人公に全信頼を置き始めて、雑にワープして最終決戦!なんやかんやあって戦い終了!
ラスボス『覚えてろ〜』キラーン
師匠『もっとメンバーを増やさないとなぁ〜』
このスピード感よ…wwwww


文句いっぱい言っちゃったけど、
めっちゃ楽しめた!😂
続編匂わせて終わったけど、作ってくれるかな…ぜひ作って欲しい。
ラストシーンであのギャグキャラの登場を匂わせて終わらせてくれたのは、
にわかオタ的にも嬉しかった笑